おもしろ体験博物館
江戸民具街道の英語教室
英会話“上達のコツ”教えます!その6
Japanese Folk Art Museum
English Lessons by Edo Mingu Kaido
Home >英語教室(English Lessons) >上達のコツその7
唇を使う子音、r(アール)の音を練習しましょう!
それでは今回もトレーニングから入ります。唇とほっぺたの筋肉を強化して動かしやすくするためのトレーニングです
トレーニング1)
ひょっとこのように唇を丸めて前に突き出します。
そしてウォと言いながら唇で空気を噛むようにしながら引っ込めます。
これを10回やります。
その後もう10回やり、さらに10回、合計で30回繰り返します。
トレーニング2)
ひょっとこのように丸めて突き出した唇を左方向に円を描くように回します。
左に10回まわしたら、次は右回りに10回まわします。
左右合わせて合計60回まわします。
唇の左右の筋肉が疲れて動かなくなりましたでしょうか。毎日トレーニングするとだんだんと続けてできるようになります。
英音ではw(ウォ)の音だけでなく、r(アール)とs(ス)の発音をする時にもこのwと同じように唇を丸めて発音します。
それではrの音の練習に入りましょう。
練習1)
rの音を発音する時は最初に唇を突き出して空気を噛むようにしながら引き戻します。同時に舌先を反りかえすようにします。
ウーrライトと5回発音して下さい。rは舌を反りかえして発音します。
ウーrライト ウーrライト ウーrライト ウーrライト ウーrライト
練習2)次に前回やったl(ル)の音を練習してr(アール)の音との違いを確認してみましょう。lightという単語を使って発音してみましょう。lは前歯の根元に舌先を押付けて発音します。以下「lライト」と表記します。
lライト lライト lライト lライト lライト
練習3)rとlの舌の位置を再確認しましょう。
right と
lightを交互に発音します。唇を丸めて空気を噛みながら引き戻し、舌を反りかえすrと、前歯の根元に舌先を押付けるlの音を交互に発声します。
ウーrライト lライト
ウーrライト lライト
ウーrライト lライト
ウーrライト lライト
ウーrライト lライト
right と
lightを発音する時に唇と舌をどのように動かすのかイメージがつきましたでしょうか。
練習4)それでは文章を読んでみましょう。
We like curry and rice, brown, red,
yellow, green or black.
練習4)-1:最初は音声をフラットにして息を続けて出す練習から始めます。その中で唇の動きと舌の動きを意識して下さい。
練習4)-2:次に息に強弱をつけて、rとlの音をはっきりと出すように意識します。
練習4)-3:そして最後に早口言葉のように出来るだけ早く読み上げて下さい。
※こちらの音声ガイドを参考にしながら練習して下さい。
soundEnglish/Lesson7sound1.mp3
新幹線の中で流れる英語のアナウンスの中にPlease
change trains here at *******というフレーズがありますが、これが「プリーズ・チェインジ・トウェンティーエ」に聞こえてしまうという話をある方から聞きました。trainのrの音は上記のように唇を丸めて突き出し噛むようにするので、「trains
here at」は「トゥウォレインズイァア」と発音するのが実際の音に近くなります。その方にこの説明をして、その場で30分近く練習を重ねたところ、聞こえるようになったと感激されていました。(Webで新幹線のアナウンスを検索してヒアリングの練習もやってみました。)
次回は唇の動きを伴う音の中からsiの音を練習します。今まで繰り返し練習してきた息の出し方、舌の位置、唇の形が組み合わさった集大成になります。
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