おもしろ体験博物館
江戸民具街道の英語教室
英会話“上達のコツ”教えます!その6
Japanese Folk Art Museum
English Lessons by Edo Mingu Kaido
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舌先の動きをマスターしよう (舌先で発音する子音の練習)
第四回と五回で母音の音を練習しました。例えばタという音はローマ字ではtaと表記し、左側のtが子音で、右側のaが母音です。今回はこの左側の子音の音を今回練習してみましょう。最初に舌先の動きを使って発声するt d l n s zの子音を練習します。
t d l n s zはカタカナで表現すればトゥ ドゥ ル
ヌ ス ズです。
・t(トゥ)とd(ドゥ)は上側前歯の根本に舌先を押し付けてからパッと舌を引っ込めます。その時に出る破裂音になります。
・l(ル)
とn(ヌ)は上側前歯の根本に舌先を押付けたまま息を出します。息を舌の横から出すのがル(l)、息を鼻から出すのがヌ(n)です。
・s(ス)とz(ズ)は上側前歯の根本に舌先を近づけて隙間を作り、そこから息を出します。声帯を震わせないのがs(ス)、声帯を震わせるとz(ズ)になります。
「この音は日本語と同じではないの?」と疑問に思われる方がいるかもしれませんが、実は英音の中でこれらの音をはっきりと発音するには舌先の筋力を必要とします。今まで練習してきた息の速度だけでなく、舌先の筋力を使って発声しないときれいな子音の音になりません。それでは練習に入りますが、舌先の筋肉を動かすトレーニングから始めます。
舌先のトレーニングその1)
舌先をおもいっきり前に口の外へ突き出してから、今度は舌を口の奥まで引っ込めます。これを前後に10回やります。休んでからまた10回やります。そしてもう10回、合計30回やって下さい。
舌先のトレーニングその2)
今度は唇を閉じます。口の中で歯を開き舌先を上側の歯の前に突き上げます。唇は閉じたままにして、舌を右方向にぐるぐると回転させます。閉じた唇の裏側で円を描くように舌をぐるぐる回します。まずは右回りに10回、次に左回りに10回まわします。もう一度右回りに10回、左回りに10回まわします。そしてまたまた右回りに10回、左回りに10回まわします。(合計60回です。)途中で舌が疲れて動かなくなった方はいますでしょうか。
舌をスムーズに連続して回せるようになると舌の筋力が強化されるだけでなく、舌先を柔らかく動かすことができるようになり、t
d l n s zの音が発音しやすくなります。
さて少し休憩してからt d l n s
zの発音の練習に入りましょう。
練習1)最初は舌先を細かく動かす練習です。
スタ、スティ、ストゥ、ステ、ストの発生練習です。スは前歯後側すれすれのところまで近づけた舌先の隙間から息を吐き出します。その後舌先を前歯後ろにくっ付けてからパッと引き離して破裂音を出します。これをゆっくりと5回繰り返してください。その次にスピードを上げて5回繰り返してください。(ささやくように息を出すと発声がしやすくなります。)
スタ スティ ストゥ ステ スト ×5回(次に早口で5回)
次はこれを練習して下さい。スの発音の後は舌先を前歯の根本に押し付けて下さい。最初はゆっくりと5回、次に早口で5回練習をして下さい。
スラ スリ スル スレ スロ ×5回 (次に早口で5回)
練習2)それでは第三回でやったのと同じ文書を改めて読んでみましょう。
練習3)最後に息の強弱を意識して読んでみましょう。
※こちらの音声ガイドを参考にしながら練習して下さい。
soundEnglish/Lesson6sound1.mp3
次回は唇を使って発音する子音の音を練習します。
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