おもしろ体験博物館

江戸民具街道の英語教室
英会話“上達のコツ”教えます!その2

Japanese Folk Art Museum
English Lessons by Edo Mingu Kaido

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英語を話す時は音程の上げ下げに注意して下さい

 今回は音の高低についての話になります。言葉を話す時には音程を高くしたり、低くしたりしてイントネーションを付けますが、このイントネーションを使いすぎると息が振動音にかわりやすくなります。

 音声の高低は声帯を震わせて調整します。声帯の振動数が多くなると音は高くなり、振動数が少なくなると音は低くなります。ドレミファソラシドーと歌うと、声帯の振動数が増えて、反対にドシラソファミレドーと音程を下げると振動数が減り、特に男性の場合ですと低い音の時に声帯が小刻みに震えるのを感じることができると思います。

 前回pencilという単語を使って息の速度を上げる練習をしたときに、ペンシルと発音すると息の速度が落ちることを体験して頂きましたが、その原因として極端な音程の高低差を上げることができます。

 ペンシルと発音する時に例えばソレシレというような音程で発音する場合が多いようです。(音程・音階には個人差がありますので、あくまでも一例としてお考えください。)このソレシレの音程を出す時に、無意識の内に声帯の振動数を変えて調整をしているかと思います。ここで前回の練習をもう一度思い出してください。息が声帯の振動音にかわると、短冊状の紙が大きくめくりあがらなかったことを思い出して頂ければと思います。音程の高低差が極端に大きいと振動音に変わりやすくなってしまうのです。

今回は「音程をできるだけ一定にして極端に上げ下げしないようにする」という練習をやってみましょう。それではもう一度短冊状の紙(20cm×4cm)を使ってpencilの練習をしてみましょう。

 

練習1)まずは悪い例をやってみましょう。

ぺ(音程を大きく上げる)ン(下げる)シ(更に下げる)ル(上げる)と発音します。短冊状の紙は大きく動きましたでしょうか?

 

練習2)次に前回やったプーエンスー+lの練習をもう一度やってみます。今回はプエンスー+lと更に息を早くしてみましょう。

深呼吸してからできるだけ音程は一定にしてプエンスー+l(+lは舌先を上側前歯の後ろに押し付ける)と発音します。音程が極端に上がったり下がったりしないように、そして息の速度が落ちないように注意して下さい。

 

練習3)そして最後の練習です。プエンス+lの発音をするときの息の量を100%とした場合、以下の配分で息を出すようにしてみて下さい。

プ(50%)エン(30%)スー(10%)+l(10%)

◆練習用 音声ファイル◆
※こちらの音声ガイドを参考にしながら練習して下さい。
  

soundEnglish/Lesson2sound1.mp3

 

※今回の練習のポイントですが、①音程はできるだけ一定に保ち極端に上がったり下がったりしないように注意する(多少の音程差は許容範囲とします)、②息の速さが落ちないように注意する、③息を出す量を調整して強弱をつける、の三点になります。

 

音声サンプルにギターを使った音程の説明を入れておきましたので確認をしながら練習をしてみて下さい。


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